網膜認証
網膜とは「眼球壁の最内層」のことで、多数の視細胞が並んで視神経繊維が分布しています。
視細胞は光の刺激により受けた変化を大脳皮質に伝達して、視覚が生まれます。
このように、網膜は脳の視覚機能であるため安定しており、その血管パターンは一生変わりません。
網膜認証には以下の特徴があるため、現在ではほとんど利用されなくなっています。
- 短所
- 装置を覗く手間が掛かる
- 50 cm ほど先のカメラを見つめるだけの虹彩認証とは異なり、顕微鏡のような装置を覗かねばならない
- 装置の小型化・低価格化が難しい
- 装置の大きさや価格に限界がある
- 不潔感がある
- 不特定多数が利用する場合、衛生面で問題がある
- 飲酒や運動をした後は認証精度が落ちる
- 血圧が上昇して網膜の血管が膨張すると、認証精度が落ちる
- 目の健康に悪い
- 装置内の白熱タングステンランプからの近赤外線が、目の健康に悪い
- 装置を覗く手間が掛かる
