顔認証たばこ自動販売機

顔認証たばこ自動販売機

自販機製造大手のフジタカ(京都府長岡京市)は、世界初の顔認証たばこ自動販売機を 2007 年 11 月に 80 〜 110 万円で発売し、2008 年 5 月 1 日から稼働しました。

フジタカは開発に当たり、10 万人以上の顔の特徴を分析して、90 %の精度で成年か未成年か判別できるようになったそうです。

フジタカでは、この顔認証成人識別装置を「大人は買える・子供は帰る こどもチェックシステム」と名付けています。

6 月には顔写真をかざしても成人と認証される欠陥も指摘されましたが、7 月 4 日に財務省は、欠陥を修正することを条件に「たばこ自動販売機に 7 月から全面導入した成人識別機能として、フジタカの顔認証を認定した」と発表しました。

taspo タスポ(成人識別 IC カード)と運転免許証に続く第 3 の方式になります。

顔認証は、内蔵カメラが顔の作り・瞳の大きさ・しわ・たるみなどの情報を分析して年齢を判定する仕組みで、20 歳以上と判定できなければ運転免許証識別装置へ誘導されます(免許証で成人確認ができた顔情報は保存され、2 回目以降は保存されたデータとの比較を行うことで購入が可能となります)。

顔認証たばこ自動販売機には、以下の特徴があります。

  • 本人確認方式なので、カード媒体などを携帯する必要がない
  • 本人確認方式なので、カード媒体などの貸借りによる未成年者購入を防げる
  • カード媒体などの申請が必要ないので、成人利用者の利便性が確保できる
  • 利用がカード媒体等の普及率に左右されないので、たばこ店の売上げを維持できる
  • 自販機のみで完結するシステムなので、初期投資だけで維持費が発生しない