ブルネイ国王の振り込め詐欺被害

ブルネイ国王の振り込め詐欺被害

2009 年 5 月 31 日付のシンガポールの日曜紙「サンデー・タイムズ」によると、「ブルネイのボルキア国王 (62) が隣国インドネシアの大統領選挙絡みの振り込め詐欺に遭い、200 億インドネシア・ルピア(約 1 億 9000 万円)を騙し取られた」とインドネシア国家警察が発表したそうです。

インドネシアの詐欺団が、インドネシア大統領報道官を名乗って国王周辺に電話で選挙資金の提供を依頼しましたが、ボルキア国王と直接のやり取りはなかったとのことです。

詐欺団は 2000 年から活動しており、被害者は国王を含め少なくとも内外の 32 人に達すると見られました。

警察は 13 人を逮捕したものの、首謀者を含む 2 人が逃走しました。

送金先の銀行口座は公職者の名義でしたが凍結され、騙し取られた金は国王に戻る見込みです。

ブルネイはマレーシアに隣接する小国で、面積は三重県とほぼ同じ 5765 平方キロメートルしかありませんが、原油や天然ガスなどの資源を多く埋蔵しているため、経済的に豊かな王国です。

1984 年にイギリスから独立し、ボルキア国王が事実上全権を支配しています。

米経済誌フォーブスは 2008 年 8 月に発表した「世界で最も裕福な王族」ランキングで、ボルキア国王の資産を 200 億ドル(約 1 兆 9000 億円)と 4 位に評価しました。

  • ベンツやフェラーリなど 5000 台の高級車を所有
  • 50 歳の誕生日にマイケル・ジャクソンの無料コンサートを開催

ちなみに、1 位はタイのプミポン国王 (81) で推定 350 億ドル(3 兆 3250 億円)でした。