振り込め詐欺と本人確認法
振り込め詐欺の被害総額は年々増え、年間数百億円に達しています。
以前はオレオレ詐欺という割と単純な手口でしたが、徐々に高度化・複雑化して、高齢者だけでなく熟年・壮年・青年層にまで被害が及んでいます。
下のグラフは、2005 年 3 月に警察庁が発表した「オレオレ詐欺の被害者の年代と性別の割合」です。

下の表は、2004 年に警察庁が発表した「オレオレ詐欺の名目と認知件数」です。
| 名目 | 認知件数 |
|---|---|
| 交通事故示談金 | 8832 |
| サラ金などの借金返済 | 3430 |
| 妊娠中手術費用 | 693 |
| 身代金目的誘拐など | 415 |
| その他 (損失補填・資金繰りなどの会社でのトラブルや 強姦・痴漢行為・窃盗・傷害・器物損壊などの刑事事件の示談金) |
1504 |
表に挙げられた名目以外にも、医師や薬剤師の家族が受けた被害には、「医療ミスや投薬ミスが原因で、患者が死んだ」として示談金を騙し取った手口もありました。
実際に起きた地震などの自然災害に乗じて、自衛隊員・消防隊員・自治体職員などの振りをして、「ご家族が崖崩れに巻込まれました。救助のため、ヘリコプターやブルドーザーのチャーダー代を至急振り込んで下さい」という事故を捏造する例も増えています。
卒業生名簿を利用して、「創立何十周年の行事開催のため」の寄付金や、高校野球などの出場校であれば応援金を募る詐欺もあります。
